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《ユキ》 No.1516 Character <第十六弾> GRAZE(3)/NODE(6)/COST(4) 種族:魔界人 (自動β): 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て、任意の枚数の「マイ」を選んで抜き出し、破棄しても良い。その後、デッキをシャッフルする。 (自動β): 〔あなたの場の「マイ」〕が決死状態になった場合、〔冥界にあるこのカード〕をあなたの場にスリープ状態で出しても良い。 但し、この効果で「ユキ」を1度に複数枚場に出すことは出来ない。 攻撃力(6)/耐久力(6) 「今度こそ貴様を倒す!!」 Illustration:葉山えいし コメント 三度目の登場、真紅の少女。 今回も仲良く相方と対になっている。 プレイ時の(自動β)でマイ/16弾を落とし、倒されてもあちらの(自動β)で戦線を維持してもらえる。 1枚プレイするだけで九十九 弁々/15弾2枚のループに近い形を形成できるのはやはり強力である。 場に出る時はスリープ状態なので、防御要員の水増しにならないことだけは注意。 一度決まれば強固なキャラクターとして運用できるが、欠点としては(魔界でカバーできるとはいえ)4コストというその重さだろうか。 どうせ複数枚冥界にいても場に出られるのは1枚だけなので、軽めのユキ/13弾と併せて採用し、このカード自体の枚数を抑えるのも十分に有効である。 また、どこまで行っても冥界活用なので、魔界と一緒に無縁塚で除外されました、といった事態も十分にあり得る。 このカードを採用するなら通常の魔界デッキ以上に冥界メタの対策を講じたい。 実は落とせる「マイ」はキャラクターに限定されていないので、懐かしの幻術「マイナイフリカージョン」なども一緒に落とせる。ユキ/7弾の頃から「マイ」は更に増えており、その枚数は実に6種類。ワンアクションで最大18枚ものカードを冥界に送れるのはこのカードくらいなので、何かのコンボに使えるかもしれない。 関連 第十六弾 ユキ/7弾 ユキ/13弾 氷雪の魔女チーム マイ/7弾 マイ/13弾 マイ/16弾 幻術「マイナイフリカージョン」 波符「赤眼催眠(マインドシェイカー)」 凍符「マイナスK」 マインドアミュレット マイティウィンド
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《神綺》 No.1519 Character <第十六弾> GRAZE(3)/NODE(8)/COST(4) 種族:魔界人/神 耐性:魔界人 (自動α): 〔このキャラクター〕は「戦闘修正:+X/+X」を得る。Xはあなたの場の「種族:魔界人」を持つキャラクターの枚数に等しい。 (自分ターン)0: 〔あなたのデッキの上のカード1枚〕をあなたの場にアクティブ状態でセットしても良い。以後、そのカードはキャラクター「魔界蝶(GRAZE0、2/1、種族:魔界人)」として扱う。 この効果は1ターンに一度しか使用できない。 攻撃力(7)/耐久力(7) 「また来たの?今日はもう疲れたし、そろそろ寝ようと思っていたのに」 Illustration:Sui. コメント 三度目の魔界神。 どちらかと言えば種族:魔界人サポートに寄っていた過去の二枚と異なり、自身が積極的に殴りかかりに行くデザインに仕上がっている。 (自動α)と(自分ターン)の相乗効果により、最低でも8/8、魔界蝶が生き残りさえすれば9/9以上のステータスにまで膨れ上がる。 そこだけを見れば単なるファッティだが、とにかく毎ターン湧いて出る魔界蝶が強烈。 なお、この効果で出る「魔界蝶」は魔法「魔界蝶の妖香」で出る「魔界蝶」と全く同じステータスを持つ。 魔界蝶はアクティブ状態で場に出るため、毎ターンチャンプブロックを行うことができる。 レミリア・スカーレット/14弾だろうとこのカード1枚で金縛りにできるのは分かりやすく強力。 また、膨れ上がった自身のステータスを遠慮なく攻撃に活かすことができる点でもシナジーを持つ。 しかも魔界蝶は攻撃力も2あるので、キスメ/16弾程度のキャラクターなら返り討ちに逢わせられるのも見逃せない。 おまけにグレイズも0なので、アタッカーとしても極めて優秀。 この魔界蝶のお陰で、魔界デッキだけでなく通常の低速デッキでもフィニッシャーとして十分運用できる性能に仕上がっている。 ただし、魔界蝶は不意打ち程度の火力で簡単に沈んでしまう上に、このカード自体も目に見えた耐性は持たない。 神話幻想を駆使して種族:魔界人を守る他の「神綺」と併用するか、神の加護で守るか、どちらにせよ何らかの対策は必要だろう。 また、八坂 神奈子/11弾が出ると魔界蝶が一気に壊滅してしまう上、向こうの耐性:神でこちらの攻撃も完封されてしまう。 神綺/7弾で打点を上げれば当座は凌げるが、それでも西行寺 幽々子/14弾には無力である。 一度このカードを着地させたら魔界蝶のグレイズ0を活かし、早めに勝負を決めてしまいたい。 フレーバーテキストにミスが存在し、八雲 藍/16弾のものがそのまま使用されてしまっている。原作の「まだまだね、出直してきな!!」という台詞と比較すると、中々面白いミスである。 収録 第十六弾 Liberal Emotion 関連 「神綺」 神綺/7弾 神綺/13弾 神綺/16弾 場で「神綺」として扱われるカード 闇の創造神チーム(連結) 「神綺」を参照するカード 夢子/13弾 夢子/16弾 神話幻想 魔界蝶(裏向きキャラクター)
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《雲山》 No.1512 Character <第十六弾> GRAZE(4)/NODE(6)/COST(1) 種族:妖怪 (自動β): あなたの場に「雲山」が1枚もおらず、「雲居 一輪」が出た場合、この干渉終了時に〔手札、または冥界にあるこのカード〕をあなたの場にアクティブ状態で出しても良い。但し、この効果で「雲山」を1度に複数枚場に出すことは出来ない。 (常時)(S): ターン終了時まで、目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕は「貫通」を得る。 攻撃力(4)/耐久力(4) 「…」 Illustration:ぢん コメント 今回も一輪のサポートに徹する雲山。 初めてカードのセットに関する効果を失い、貫通の付与効果を得た。 「雲山」の常として打点対グレイズ効率が非常に悪く、主に効果を目的として運用することになる。 (自動β)により一輪のついでに盤面に出ることができるが、孤高の監視者で雲山とまとめて場に出ることが多い一輪とは今一つ噛みあわない。 逆にこのカードを場に出すのは孤高の監視者に任せて、(自動β)はこのカードが突破された後のケア程度として運用することが多いだろう。 このカードの主力は後半の(常時)。アクティブ状態でこのカードを立たせておくだけで、相手からすれば全てのキャラクターが貫通を持っているかのような心持になるだろう。 特に雲居 一輪/16弾のような戦闘ダメージを条件とするカードや、レミリア・スカーレット/14弾のような通すだけでゲームが終わりかねない高火力キャラクターとの相性が良く、守っても厳しい、通しても厳しいというジレンマを生むことができる。 ただし、今までの「雲山」とは違い戦闘自体を有利にする能力は何一つ持たないので、そこだけは注意が必要。 有利な状況から押し切るのは得意だが、不利な局面をひっくり返すのはやや苦手というわけだ。 幸いにして雲山には孤高の監視者という最強クラスのサーチカードがあるので、状況に応じて他の「雲山」と使い分けるのが得策である。 収録 第十六弾 関連
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《八雲 紫》 No.1520 Character <第十六弾> GRAZE(3)/NODE(9)/COST(2) 種族:妖怪 (自動β): 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔あなた〕はカード名称を1つ宣言する。〔相手プレイヤーのデッキ〕と〔相手プレイヤーの手札〕を公開し、宣言された名称と一致するカードを全てゲームから除外する。その後、〔相手プレイヤー〕はデッキをシャッフルする。 (常時)3S: 〔このキャラクター〕をゲームから除外する。次のあなたのターン開始時、この効果で除外した「八雲 紫」をあなたがプレイしたものとして解決する。 攻撃力(7)/耐久力(8) 「私がもっと暴れてみてもいいんですが」 Illustration:ぷりん コメント 1弾に次ぐ重量級キャラクターとして収録されたスキマ妖怪。 今回も除外への積極的なアプローチを行っている。 プレイ時の(自動β)で相手限定の禁忌「フォービドゥンフルーツ」を使用できる。 レミリア・スカーレット/14弾と紅魔「スカーレットデビル」のように術者が自身のスペルカードを内蔵する例は過去にもあったが、今回のように全く関係ないキャラ同士でスペルカードを内蔵するのは珍しい。 とりあえず何も情報がないなら後述の常時効果を妨げるカード、二戦目以降なら相手デッキのエースカードを宣言しておくといいだろう。 また、マストカウンターのコマンドカードを手札に握っているなら是非曲直庁の威令や作戦阻止を宣言して確実に通しに行くのもいい。 また、(常時)によりコストは重いものの盤面からスキマへ退避しつつ、次のターンにしれっとプレイ扱いで帰還できる。 プレイ扱いなので再び(自動β)が誘発するのが最大の特徴であり、一発目の(自動β)で見たカードの中から最も怖いカードを除外していくのがこのカードの基本的な運用方法となる。 帰還タイミングがアクティブフェイズの直前であるため、上手くハマれば一切隙を見せずに次の退避体勢を整えられる。 秋 穣子/11弾などを相方に据え、毎ターンの除外で相手のデッキを骨抜きにしてしまえば勝利は目前である。 この強力な効果の前では些細なことであるが、ターン開始時にキャラクターをプレイしたこととして解決してしまうため、効果を使うと後続のキャラクターがプレイできないというデメリットもある。相応のコストもかかるので使い所には注意しよう。 逆に使われる側からすれば手札からプレイされた直後のスリープ状態が唯一の隙であるため、そこを逃さずに除去カードを当てるようにするといい。 「八雲 紫」は境界「永夜四重結界」により盤面の支配を得意とするので、一度回転を許してしまうと以後は何もできずにゲームを支配されてしまう可能性すらある。 打点で押し切るのとはまた違う、一風変わった「相手の心を折る」勝ち方ができる、実に紫らしいカードである。 収録 第十六弾 Liberal Emotion 関連 「八雲 紫」 八雲 紫/1弾 符ノ壱“八雲 紫”/5弾 符ノ弐“八雲 紫”/5弾 八雲 紫/9弾 八雲 紫/13弾 八雲 紫/16弾 八雲 紫/20弾 場で「八雲 紫」として扱われるカード 幻想の結界チーム(連結) 暗黒の深淵チーム(連結) 暗黒の奸智チーム(連結) 幻想の偉容チーム(連結) 術者が「八雲 紫」であるスペルカード 罔両「ストレートとカーブの夢郷」 式神「八雲 藍」 魍魎「二重黒死蝶」 結界「生と死の境界」 外力「無限の超高速飛行体」 魔眼「ラプラスの魔」 幻想「第一種永久機関」 境界「永夜四重結界」 結界「動と静の均衡」 幻巣「飛光虫ネスト」 紫奥義「弾幕結界」 「深弾幕結界 -夢幻泡影-」 結界「夢と現の呪」 境符「四重結界」 「八雲の巣」 「八雲 紫」を参照するカード 八雲 藍/1弾 八雲 藍/10弾 八雲立つ夜 暗黒の奸智チーム 忠節の霊獣チーム 紫奥義「弾幕結界」 八雲 藍/16弾 八雲 紫/16弾 結界「夢と現の呪」 ネクロファンタジア 旧知の友
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《野鉄砲》 No.1482 Character <第十六弾> GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1) 種族:妖怪/獣 奇襲 (自動β): 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、目標の〔プレイヤー1人、またはキャラクター1枚〕に1ダメージを与える。 攻撃力(1)/耐久力(1) 「…」 Illustration:茶葉 コメント 鉄砲のような目潰しを行う物騒な妖獣。 鉄砲繋がりからか、(自動β)でプレイヤーも狙える狙撃を内蔵している。 「1コスト重い代わりに1枚のアドバンテージを取りながら狙撃を打つ」というコンセプトから、不意打ちが主な比較対象となる。 野鉄砲/16弾の場合は手に入るカードが貧弱ながらも1/1のキャラクターと確定しており、また、サーチ手段が多く作戦阻止されないキャラクターカードであるという点で勝る。なお、このカードをプレイした時点では目標を指定しないため干渉で要石などをプレイされた場合でもプレイヤーを目標にすることで完全に無駄にはならない。種族:妖怪であるので命蓮寺でノーコストプレイが可能であったり、場に出た後も物理術や魔鏡の代替レースとなる点も見逃せない。さらに鈴仙・優曇華院・イナバ/10弾や伍番勝負「鳥獣戯画」を擁する種族:獣も持ち合わせるためデッキ次第ではキャラクターであることがより優位に働くだろう。 一方で、ドローするカード=デッキの中に入っているカードは往々にして1/1のキャラクターより強く、そこまで盤面にキャラクターを必要としない場合は不意打ちが採用されやすい。 何より、安定して相手プレイヤーに1点火力を飛ばせることがこのカードの持つ最大の利点である。 Visionにおいてコマンドタイミングで使えるプレイヤーへの直接火力カードは滅多に刷られないため、それだけで採用を検討したくなるデッキは多いはずだ。 妖魔夜行でシルバーバレットしたり、ネクロノミコン写本デッキのようにプレイヤーに火力を飛ばしたいデッキなら野鉄砲/16弾、序盤からくるみ/9弾などのキャラクターに火力を打ちたいデッキなら不意打ちと、運用目的によって使い分けていくのがいいだろう。 キャラクターとプレイヤーに1ダメージを与えるという点ではリリーブラック/1弾と共通している。 余談ではあるが、原作で野鉄砲と一悶着あった山童とは、1ノード1コストでプレイ時の(自動β)と奇襲を持つという点で共通している。向こうの方が攻撃力が1高いという違いはあるが、どこまでが意図されたデザインなのだろうか。 関連 第十六弾 Liberal Emotion 関連 「野鉄砲」 野鉄砲/16弾
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《神綺》 No.1519 Character <第十六弾> GRAZE(3)/NODE(8)/COST(4) 種族:魔界人/神 耐性:魔界人 (自動α): 〔このキャラクター〕は「戦闘修正:+X/+X」を得る。Xはあなたの場の「種族:魔界人」を持つキャラクターの枚数に等しい。 (自分ターン)(0): 0:〔あなたのデッキの上のカード1枚〕をあなたの場にアクティブ状態でセットしても良い。以後、そのカードはキャラクター「魔界蝶(GRAZE0、2/1、種族:魔界人)」として扱う。 この効果は1ターンに一度しか使用できない。 攻撃力(7)/耐久力(7) 「また来たの?今日はもう疲れたし、そろそろ寝ようと思っていたのに」 Illustration:Sui. コメント 三度目の魔界神。 どちらかと言えば種族:魔界人サポートに寄っていた過去の二枚と異なり、自身が積極的に殴りかかりに行くデザインに仕上がっている。 (自動α)と(自分ターン)の相乗効果により、最低でも8/8、魔界蝶が生き残りさえすれば9/9以上のステータスにまで膨れ上がる。 そこだけを見れば単なるファッティだが、とにかく毎ターン湧いて出る魔界蝶が強烈。 なお、この効果で出る「魔界蝶」は魔法「魔界蝶の妖香」で出る「魔界蝶」と全く同じステータスを持つ。 魔界蝶はアクティブ状態で場に出るため、毎ターンチャンプブロックを行うことができる。 レミリア・スカーレット/14弾だろうとこのカード1枚で金縛りにできるのは分かりやすく強力。 また、膨れ上がった自身のステータスを遠慮なく攻撃に活かすことができる点でもシナジーを持つ。 しかも魔界蝶は攻撃力も2あるので、キスメ/16弾程度のキャラクターなら返り討ちに逢わせられるのも見逃せない。 おまけにグレイズも0なので、アタッカーとしても極めて優秀。 この魔界蝶のお陰で、魔界デッキだけでなく通常の低速デッキでもフィニッシャーとして十分運用できる性能に仕上がっている。 ただし、魔界蝶は不意打ち程度の火力で簡単に沈んでしまう上に、このカード自体も目に見えた耐性は持たない。 神話幻想を駆使して種族:魔界人を守る他の「神綺」と併用するか、神の加護で守るか、どちらにせよ何らかの対策は必要だろう。 また、八坂 神奈子/11弾が出ると魔界蝶が一気に壊滅してしまう上、向こうの耐性:神でこちらの攻撃も完封されてしまう。 神綺/7弾で打点を上げれば当座は凌げるが、それでも西行寺 幽々子/14弾には無力である。 一度このカードを着地させたら魔界蝶のグレイズ0を活かし、早めに勝負を決めてしまいたい。 フレーバーテキストにミスが存在し、八雲 藍/16弾のものがそのまま使用されてしまっている。原作の「まだまだね、出直してきな!!」という台詞と比較すると、中々面白いミスである。 関連 第十六弾 神綺/7弾 神綺/13弾 闇の創造神チーム 夢子/13弾 夢子/16弾 神話幻想 魔界蝶(裏向きキャラクター)
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《キスメ》 No.1494 Character <第十六弾> GRAZE(0)/NODE(3)/COST(1) 種族:妖怪 (自動β):〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔あなたのデッキの上のカード1枚〕をスリープ状態でノードに加えても良い。 (自動γ):〔このキャラクター〕が決死状態になった場合、〔あなた〕は1ドローしても良い。 攻撃力(2)/耐久力(2) 「地底に何の用かしら?」 Illustration:木五倍子 コメント 地霊殿1面ボスであるヤマメを差し置いて1面中ボスのキスメがリメイク。 今回も速攻向きのステータスとなっている。 3ノード1コストだが、(自動β)により実質的なコストは0。命蓮寺が絡めばノードを増やすことすらできる。 3ノード帯からノードが1枚増えるため、霞網のように素早く強引な取引など4ノード帯のカードに繋げるプレイングも可能であり、種族:妖怪をタッチしたデッキではよく見られるカードとなっている。 ステータスは2/2と貧弱だがグレイズが0であり、ただ攻撃するだけで相手のライフにじわじわと負荷を与えられる。 また、ブロックされたり緑眼のジェラシーで対処されても(自動γ)によりアドバンテージを失わずに済む。 相手からすれば攻撃を通しても辛く、カードを使って対処すればアドバンテージを失い、防御のためにキャラクターを立たせておけばプレイングが狭まると、非常に厄介なキャラクターだろう。 決死状態をトリガーとするため、罪符「彷徨える大罪」や裏切りの少女との相性も良好。トリガーを同じくするスペルブレイク系のデッキに挿しておくといい働きをしてくれる。 ビートダウンはもちろんのこと、アドバンテージを失わずに壁が増えるノード強化カードとしてコントロール系のデッキにもよく投入されるカードとなっており、第十六弾環境を語る上では欠かせない一枚である。 収録 第十六弾 Liberal Emotion 関連 「キスメ」 キスメ/5弾 キスメ/9弾 キスメ/12弾 キスメ/16弾 キスメ/18弾 術者が「キスメ」であるスペルカード 怪奇「釣瓶落としの怪」 釣瓶「ウェルディストラクター」 釣瓶「飛んで井の中」 「キスメ」を参照するカード 怪奇「釣瓶落としの怪」 釣瓶「ウェルディストラクター」
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《橙》 No.1507 Character <第十六弾> GRAZE(2)/NODE(5)/COST(2) 種族:妖怪/獣 (自動β): あなたの場に「橙」が1枚もおらず、「八雲 藍」がいる場合、〔ゲームから除外されているこのカード〕をあなたの場にスリープ状態で出すことが出来る。この効果はスペルカードのタイミングでしか使用できない。 (自動γ): 〔このキャラクター〕が戦闘を行う場合、2支払っても良い。支払った場合、〔このキャラクターと、このキャラクターと戦闘を行う相手キャラクター〕をゲームから除外する。 攻撃力(4)/耐久力(5) 「私だって、ここらの普通の猫よりは圧倒的に強いはず」 Illustration:ぷりん コメント 収録 第十六弾 Liberal Emotion 関連 「橙」 橙/1弾 橙/5弾 橙/10弾 橙/13弾 橙/16弾 橙/20弾 式神「橙」 化猫「橙」 場で「橙」として扱われるカード 黒猫/13弾(変身状態) 忠節の霊獣チーム(連結) 幻想の偉容チーム(連結) 鬼神「飛翔毘沙門天」(連結) 術者が「橙」であるスペルカード 仙符「鳳凰卵」 天符「天仙鳴動」 鬼神「鳴動持国天」 式符「飛翔晴明」 鬼符「青鬼赤鬼」 方符「奇門遁甲」 星符「飛び重ね鱗」 鬼神「飛翔毘沙門天」 仙符「屍解永遠」 陰陽「道満晴明」 化猫「橙」 「橙」を参照するカード 黒猫/5弾 八雲 藍/10弾 式神「橙」 式符「飛翔晴明」 鬼神「飛翔毘沙門天」
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第八十四話 最近よくゾッとするな 投稿者:兄貴 投稿日:09/07/02-08 44 No.4045 グラニクスから離れて一日が過ぎた。 シモンとサラ、ブータの旅は続いていた。 見渡す限りの平原を見下ろしながら、メカタマの甲羅に跨り、空を飛びながら移動していた。 結局シモンのドリルと合体したメカタマは、戦いで破損した箇所も完全修復し。シモンやブータの螺旋力を動力に、だだっ広い平原の空を飛んでいた。 「なあ、シモン。本当に良いのか? アリアドネーに帰らなくて・・・・、心配している人はいないのか?」 サラが傍にいるシモンに尋ねると、シモンは少し考えた後小さく頷いた。 心配している人、そう言われて真っ先にコレットやエミリィを頭に思い浮かべた。 わずか数日の出会いだったが、彼女たちはきっと黙っていなくなった自分を気にかけているだろうと思った。 だから本来ならサラの言うとおり一度アリアドネーに戻るべきなのだが、今のシモンはその選択肢を選ばなかった。 「ああ、いいんだ。たしかにコレットたちに心配を掛けたかもしれないけど、俺もこのまま帰るわけにはいかなくなった」 「・・・それって、あの白髪頭のことか?」 「それもある。でも・・・それだけじゃない。俺は・・・待っているだけじゃダメだと思ったんだ」 「どうゆうことだ?」 「いつか記憶は戻るって言われた・・・でも、いつかを待つのはやめた。俺は自分の力で少しでも早く思い出したいって思ったんだ」 無くした記憶。 最初はそれほど気にしていなかった。その内元に戻ると言われた時はそれでいいと思った。 しかし流れ込んできた記憶と、フェイトやラカンとの出会いから、シモンは自分の記憶を無視できなくなってしまった。 だからこそ自らの足でこの世界を見て、失った自分を探そうと思った。 アンチスパイラルが予言し、ロージェノムが絶望した人間と世界を、今の自分なりに見てみたいと思ったのだ。 だからシモンはアリアドネーに帰らず、この世界を旅するサラと共に行動をすることに決めた、 「ふ~ん、記憶喪失か~。そんなやつ初めて見たから私もなんとも言えないからな~」 「うん、そして手っ取り早く思い出すなら外の世界を見て回るのが一番良いだろ? ひょっとしたら、昨日の奴みたいに俺を知っている人がいるかもしれないしな。一緒に行くのは迷惑か?」 「バッ、バカ、一言もそんなこと言ってないだろ~! 別に良いよ。お前がいれば旅も安心だしな。それにパパは物知りだからお前のことも何とかしてくれるかもしれないしな」 シモンの深い考えを読み取ることは出来ないが、シモンが共についてきてくれることを知り、サラも満更ではない様子で機嫌よさそうに鼻歌交じりで空の風を気持ちよさそうに受けていた。 魔法世界を駆ける二人と一匹の旅。 現時点での目的地は、まずサラの両親のいる場所である。 サラは地図上に記された地とグラニクスを真っ直ぐ線で結び、両親の元へと進路を取った。 「サラのお父さんか・・・・そう言えば、冒険家だったっけ? どんな人なんだ?」 「う~~ん、そうだな~」 サラとシモンが東へ向かって飛んでいた頃、その方角にある遥か遠くの小さな村で、四人の少女が宿泊した宿の一室で、慌しく荷物を纏めていた。 「刹那さん! 楓ちゃん! 木乃香!」 「大丈夫や、アスナ」 「こちらも大丈夫です!」 「うむ、いつでもいいござる!」 顔を見合わせて頷き合う四人。彼女たちこそ離れ離れにされてしまったネギの生徒のアスナ、木乃香、刹那、楓だった。 数日前に起こったメガロメセンブリアの事故でフェイトたちの放った強制転移魔法により仲間たちと離れ離れになってしまった彼女たちだったが、以前までとは変わらずに魔法世界で逞しく生きていた。 「せっちゃん、何人ぐらいなん?」 「数は10・・・いえ、20人近くと思ってもいいでしょう。既に宿の周りは包囲されています」 刹那が部屋の窓際で身を隠しながら外の景色を覗く。すると自分たちの泊まっている宿の外には武装したチンピラのような男や獣人がゾロゾロと群がっていた。 「あ~あ、せっかくゆっくり休めると思ったのに、またなのね~。賞金首ってのも楽じゃないわね」 「ふふふ、しかしアスナ殿はおかげで相当レベルアップしていると思うでござるよ?」 フェイトが破壊したゲートポート。 しかも見知らぬ場所へ飛ばされ、イキナリの迷子になってしまった。 取り合えず人のいる場所へと向かった彼女たちは、近くの村で魔法世界のニュースを偶然見ると、何故か自分たちがゲートポート破壊の実行犯とされており、ネギを始め、ネギパーティたちは全員に賞金が掛けられていたのだった。 まったくの濡れ衣で、魔法世界のチンピラたちに賞金を狙われるアスナたちに、安息の日はなかった。 しかし幸か不幸か、その数日の出来事とエヴァの別荘での修行もあってか、彼女たちは逸早くこの非常識な日常に順応し、逞しく、襲い掛かる敵を撃退していっていた。 今日もその内の一つ。 もはや慣れてしまった状況で、いつも通りに合図を出し合い、一斉に動き出した。 「では、一気にいきますよ!」 「「「了解!!」」」 刹那は木乃香を両手で抱きかかえ、そしてアスナと楓は己の武器を手に持ち、窓を突き破り外へ飛び出した。 「「「「「来たぜ!!」」」」」 「間違いねえ、手配書のガキ共だ!」 「うっし、これで今月は安泰だぜ!」 「おい、独り占めすんなよな!」 ガラスの割れる音に見上げる賞金稼ぎたち。 彼らは獲物を見つけた獣のごとく、一斉にかかってきた。 「ツインテールは俺がやる!」 「よっし、じゃあ俺はあの半デコの女を貰ったぜ!」 「ふざけるな!! この身と心は既にお嬢様とシモンさんの物だ!」 何故か一瞬周りが静かになり、木乃香が一人感心したように頷く。 「は~、最近せっちゃん大胆やな~」 「うむ、最近夜な夜な一人で何かをノートに書いていたり、小説のようなものを読みふけっているが、何か関係あるかもしれぬな・・・」 「ちょっと、ちょっとー!? ノンキに話してないでさっさとやるわよ!」 「なめんな、ガキ共がア!」 軽い空気で襲い掛かる男たちを蹴散らそうとするアスナ達。 一見周りを見ても、自分たちより強いと思えるものは居ない。 だから今日も大丈夫だ! 彼女たちはそう思っていた。 だが、その時だった。 向かい来る賞金稼ぎやチンピラたちを迎え撃とうとした瞬間、アスナたちが飛び出した 部屋の隣の窓から、同じように窓を突き破り部屋から飛び出してきた二人組みが現れた。 「えっ、何々?」 「新手か!?」 慌てて見上げて構えるアスナ達。 しかし飛び出してきた二人組みは、目の前の賞金稼ぎたちとは非常にかけ離れた存在に見え、どちらかといえば一般人にしか見えなかった。 だが、この状況で飛び出す人物たちが普通であるはずが無い。 アスナ達は神経を尖らせながら、飛び出した二人組みに身構える。 すると二人組がようやく口を開いた。 「ったく、まさかもう見つかるとはね・・・・・」 「ははは、この世界の情報網を甘く見すぎたかな」 「笑い事じゃないよ。サラもまだ帰ってこないって言うのに・・・・」 「それなら心配ないよハルカ。カメ探知レーダーによると随分遠くだがメカタマは真っ直ぐここに向かって来ている。どうやら無事みたいだ。だからまずは僕たちがこの危機を乗り切らないとね」 のんきに談笑しながら、二人の男と女は口にタバコを咥えながらゆっくりと立ち上がる。 「ほうほう、これは随分と異色な組み合わせだね~、怖そうな男たちに、可愛い女の子たちとは」 「しかしまあ、相手は私たちの賞金目当てだろ? だったらやることは大して変わらんがな」 男は無精ひげと黒いシャツの上に白衣を着たスラッとした物腰の、落ち着きのある男。 そして女は全身にありとあらゆる重火器を装備し、呆然とするアスナや賞金首稼ぎたちを睨み付ける。 すると賞金稼ぎたちが二人を見て何かに気づいた 「お、おいこいつら!?」 「ああ、冒険王瀬田に恐妻はるかだ!? こいつはいいぜ! 一石二鳥ってのはこのことだぜ!」 「きょ・・・恐妻だって? 私ほど心の広い嫁はいないだろ? このバカに何度呆れても、見捨てたりしてないんだから」 「いや~、ある意味僕がこの世で絶対勝てない人だからじゃないかい?」 賞金稼ぎ達の間に動揺が走る。 彼らはアスナたちを狙ってこの宿を張っていただけに、まさか他にも賞金首がいるとは思わなかった。 それは刹那と楓も同じだった。 危ない偶然に冷や汗を流している。 しかし木乃香は少し分かっていない様子で首を傾げている。 そしてアスナは・・・・・・・ 「うっそ・・・・・やっば・・・・・・」 「アスナ、どうしたん?」 アスナが激しく震えていた。 今まで鬼だろうとロボットだろうと勇猛に立ち向かって行ったアスナの震える姿に刹那と楓は信じられないかのように目を疑った。 そして自分たちの分からない何かの脅威に、アスナが目の前の二人から感じたのではと察知し、慌てて二人の賞金首、瀬田とハルカに身構えた。 目の前の二人のことは知らないが、賞金首という犯罪者である以上、ひょっとしたら賞金稼ぎよりも厄介なのではと感じ、警戒心をむき出しにした。 だが、刹那と楓の心配をよそにアスナは、 「どうしよう・・・・・・」 顔を真っ赤にして、冒険王瀬田の顔を見て呟いた。 「メチャクチャ好み・・・・・・・かっこ良すぎ・・・・・」 「「「「「「「へっ????? 」」」」」」 「えっ、僕のことかい?」 瀬田はアスナのストライクゾーンど真ん中だった。 全員がその呑気なアスナの呟きに呆然としていると、瀬田は柔らかく微笑みながら口を開いてアスナを見た。 「はっはっは、光栄だね、僕も好きだよ」 「えっ!?!?!?」 「「「「「「はああああっ!?」」」」」」 「僕も君のように可愛くて元気そうな女の子は好きだよ♪」 「!?」 ニッコリと微笑む瀬田にはタカミチクラスの大人の落ち着きと心の大きさ、そして温かさを感じた。 「・・・・・・もう・・・・・死んでもいいかも・・・・・」 「ア、 アスナーーッ!? アスナが顔から湯気出して倒れてもうたーーっ!?」 「し、しかも物凄く満ち足りた表情をしているでござる・・・・」 瀬田の微笑みは鬼の一撃やロボットの大群よりも強敵で、アスナにとってはギガドリルブレイク並みの威力だった。 だが、その一撃で火の付いた女が居た。 それこそ恐妻ハルカだった。 「ふん!!」 「もげほ~~~!?」 アスナが倒れた瞬間、ハルカは強烈なアッパーで瀬田を空の彼方へと殴り飛ばす。 「いい度胸だな、おい。昔からアンタは本当に女の気持ちを知らずに甘い言葉を。・・・一回調教するか?」 「いや~、何言ってるんだい。僕は本当のことしか言わないよ。僕はああいう子は好きだよ・・・・「こんの!」・・・・でも!」 頭から血を流しながらも瀬田はそっとハルカの両手を自分の手で包み込む。 「僕が愛しているのは・・・・・君だよ」 「/////!? くっ、・・・・・反則だろ・・・・それは・・・・」 烏合の衆の中心にて、何やら妙な甘い空間が完成した。 今このひと時だけ、二人を残した全ての者たちが思った (*1)))) どう対応していいか分からない賞金稼ぎたち。 (*2))) 憧れの眼差しを向ける木乃香と刹那。 (あ~ん素敵や~・・・・憧れの言葉やわ~~・・・) (・・・シモンさんが私に向かって・・・・俺が愛しているのは・・・・って!? 何故またこんな妄想をする!?) 意識が戻らぬアスナ。 「すす・・・隙って・・・鋤って・・・すきていわれちゃた・・・」 困ってしまった楓。 (ま、まずい。ツッコミどころが多すぎて、拙者一人では対応できん・・・・) 反応は様々だった。 しかしいつまでもこの空間を眺めているわけには行かない。 イラついた賞金稼ぎたちはアスナ達を無視して、瀬田とハルカの二人に襲い掛かる。 「なな、何、ラブコメやってんだコラァ!!」 「おっさんと、おばさんのラブコメなんざ需要なんかねえんだぞ!!」 男たちは賞金が欲しいからなのか、単にムカついたからなのかは分からないが、とにかく険しい表情で、二人に向かっていく。 しかし「おばさん」発言はまずかった。 「誰がおばさんだって、ボーヤたち?」 「「「「「「へっ????」」」」」」 ゆらっと瀬田から手を離し、睨みつけるハルカの瞳。 そして、その手には一体どこから取り出したのかと思えるほど巨大なロケットランチャー。 ハルカは迷わずぶっ放した。 「「「「「「「「「「んなあああ!????」」」」」」」」」」 巨大な爆音と共に、大地に大きなクレーターが出来た。 ハルカは威嚇のつもりで放ったために、直撃したものはいないものの、効果は十分だった。 男たちは腰を抜かして立ち上がることが出来なかった。 近代兵器侮るべからず。 その威力は簡単な障壁や、魔獣などは一撃で葬り去るものである。 「あの・・・・お姉さん」 「それは・・・・反則では・・・・」 いかに屈強な魔法世界の男たちとはいえ、チンピラ程度では近代兵器に適うはずもない。 初めて見る旧世界の兵器に度肝を抜かされた男たちは、急に低姿勢になった。 しかしハルカは小さく微笑み、タバコの煙をため息と共に吐き出す。 「残念だが・・・私が以前住んでいた旅館では、近代兵器も真剣振り回す女も、ロボットもカメの大群も当たり前の世界だったからね。これぐらい100%セーフだ」 タバコを咥えなおし、リロード完了。 「強さもいいが、少しは男も磨くんだな」 ハルカも今度は銃口を男たちに狙いを定め、ニヤリと口元に笑みを浮かべる。 するとさっきまで威勢の良かった男たちは・・・・ 「「「「「「て、撤収だああああ!!!」」」」」」 誰も異議は唱えなかった。 「なんだ、つまらん。勝手に帰っちまったな」 一目散に逃げ惑う賞金稼ぎたちの背中を眺めながら、ハルカはクールな表情でタバコの煙を吐き出した。 「ハルカ、苛めたら可哀想だよ?」 「ふん、一人も犠牲者を出さないのなら、最初に脅しとくのが一番だよ。まあ、本当の強敵には通用しないだろうけどね」 「そうだね・・・・たとえば・・・・」 そこで瀬田はチラッとこの場に残って呆然としている刹那たちを見る。 その視線がぶつかって、刹那たちは慌てて身構えた。その時刹那たちから醸し出される雰囲気から、瀬田はニッコリと微笑んで感心する。 「うん、彼女たちクラスには有効な手段じゃないかもね」 「「「!?」」」 お花畑に旅立っているアスナを除いた三人は瀬田の言葉にハッとなった。 二人のやり取りに毒気を抜かれてしまったものの、目の前の二人は賞金首。つまり犯罪者なのである。 そして二人とも只者ではない。 瀬田の微笑みに底知れぬ何かを感じ取った刹那は木乃香を己の背後に置き、刀を取り出して、瀬田に構える。 「楓、ここは私がやる! お嬢様と、アスナさんを!」 「刹那!」 「せっちゃん」 真剣を取り出し全身の気をむき出しにする刹那。 しかし瀬田もハルカも大して驚くこともせず、むしろ感心していた。 「ほお、大した気迫だね」 「やれやれ、問答無用ってか? まあ、賞金首だから仕方ないがね」 「まあいいさ、ここは僕がやろう」 「当たり前だ。メンドそうなレベルの相手は全部お前に任せるよ」 戦場において、刹那の常人を超える気迫を目の当たりにしても、まったく動じていない二人のやり取りは刹那の警戒心をさらに高めた。 (この二人・・・・只者ではない) 明らかに実践慣れしているであろう目の前の敵。 賞金首。 そしてここは魔法世界。 これらの要素を踏まえて刹那の出した結論。 (相手の力、能力も不明・・・ならばどうするか・・・・) 心の中に愛しき男の顔を頭に思い浮かべて、刹那は臆さず一気に瀬田に迫る。
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The story below is originally published on Mainichi Daily News by Mainichi Shinbun (http //mdn.mainichi.jp). They admitted inventing its kinky features, or rather deliberately mistranslating them from the original gossip magazine. In fact, this is far from the general Japanese behavior or sense of worth. このページは、毎日新聞事件の検証のための配信記事対訳ページです。直接ジャンプして来られた方は、必ずFAQをお読みください。 ※ この和訳はあくまでもボランティアの方々による一例であり、翻訳の正確さについては各自判断してください。もし誤訳(の疑い)を発見した場合には、直接ページを編集して訂正するか翻訳者連絡掲示板に報告してください。 Restaurants'dirty secrets crawling to a table near you客にはいえないゾッとする厨房の裏側 元資料 関連ページ Restaurants dirty secrets crawling to a table near you あなたのテーブルに忍び寄るレストランの汚らわしい秘密 客にはいえないゾッとする厨房の裏側 (*1) 客にはいえないゾッとする厨房の裏側 2000,09,17 Restaurants dirty secrets crawling to a table near you Josei Seven 9/21 By Cheryl Chow あなたのテーブルに忍び寄るレストランの汚らわしい秘密 女性セブン9/21号 シェリル・チャウ記 Warning We assume no responsibility for the contents of your stomach. Do not read if you ve just eaten. 警告:我々はあなたの胃の中のものに対し責任を負いません。 食事をされたばかりの方は読まないでください。 This past summer in Japan has been one stomach-churning scandal after another with aghast consumers almost daily finding foreign matter, such as dead lizards, in their food. Some 34 reports have been filed in the past two months according to Josei Seven. 今年の夏日本では、胃がむかつくような不祥事がつぎからつぎへと起こり、仰天した消費者は食事の中に、たとえばトカゲなどの、異物をほとんど毎日のように見つけた。 女性セブンによると、およそ34の報告が過去二ヶ月の間に提出された。 Lest you think, however, that food manufacturers are the only ones guilty of laxity in sanitary standards, Josei Seven has uncovered the unsavory truth about restaurants and other eating establishments. しかしながら、衛生基準の緩みについて食品製造業者だけが有罪だとあなたが思わないように、女性セブンは料理店やそのほかの飲食店について不快な真実を発見した。 What goes on behind their closed doors is nothing short of appalling. And if you re one of the hundreds of people who ve slaked their thirsts with shakes or juices, you ll gag at what Josei Seven has turned up. Like pulverized cockroaches. (And you thought that was a chocolate shake.) One clerk at a donut store blew the lid on the store s questionable practices by fessing up that their shake is spiked by cockroaches that drop in when they forget to put the lid on the tank containing the shake - which, by the way, they just continue to replenish instead of cleaning up. 飲食店の閉じられた扉のむこうでなにが起こっているかは、まさ驚愕すべきことにほかならない。 そしてもしあなたが、のどの渇きをシェークやジュースでいやそうとする何百もの人々の1人だとしたら、女性セブンが発見したことに吐き気がするだろう。 たとえば細かく砕かれたゴキブリ。(それはチョコレート・シェークだとあなたは思っていたのだ。) ドーナツ店のある店員は、店の習わしに問題があることを暴露する。店のシェークには、シェーク用タンクの蓋を店員たちが置き忘れたときに落ちたゴキブリが混ざっていることを白状したのだ。ところで、タンクは、きちんと清掃されるかわりにシェークを補充されたのだ。 Similarly, a clerk at a hamburger shop claims that droves of insects, attracted by the sweet taste of the orange juice in the blender, land in the liquid and - well, you know the rest. So do the staff make any attempt to clean it up or prevent these buggers from creeping in? Heck, no. 同様に、ハンバーガーショップの店員が断言するには、ミキサーの中のオレンジジュースの甘味に引き寄せられた昆虫の群れがジュースの中に入り、そして……ええと、後のことはあなたにもわかるでしょう。 そこで店員は、きれいに掃除したり虫どもが入り込まないようにしようとしただろうか? なんと、しなかった。 Clearly, it s up to the consumers to keep their eyes peeled open. For instance, at ramen noodle shops where a wayward bandage can be all too easily mistaken for a slippery edible. As one cook confessed, a stinky bandage he d had wrapped around his hand for four days inadvertently deposited itself into a bowl of noodles he was about to serve. He hesitated, but his supervisor remarked, “Hey, what customers don t know won t hurt them.” So the soup was duly served. And it must ve been yummy, because the customer didn t leave behind a single drop. 明らかに、目を見開いて監視することは消費者にまかされている。 たとえば、ラーメン店ではブラブラした包帯があっけなくツルツルした食べもの(*2)と間違われうる。 ある料理人の告白によると、彼が手の周りに四日間まいていた臭い包帯がうっかり、よそいかけたラーメンのどんぶりに付いた。 彼はためらったが、親方はいった。「おい、客が知らなければ客は傷つかないんだ。」 そこでスープは滞りなく入れられた。 そしてそのラーメンはおいしかったに違いない。なぜなら客は一滴残らずたいらげたのだから。 Still, even if you re not the squeamish type, there s bound to be some things you just can t help noticing. Like one 34-year-old customer at a Chinese restaurant, who ordered a dish of assorted stir-fried vegetables - and got mixed dish all right one containing a metal scrubbing brush. When he inadvertently bit into it, he complains, he felt stabs of pain in his gums, and his mouth tumed all bloody. もしあなたが、これでもそう簡単に吐き気を催さないタイプだとしても、あなたが気づかずにはいられないこともある。 強火ですばやく炒めた野菜料理を注文した34才の中華レストランの客のように。たしかに野菜料理はもらった。それには金属の洗いブラシが混じっていたのだ。 金属を気づかずにかんだとき、歯茎に突き刺さる痛みを感じ口はすっかり血まみれになったと、彼は文句をいう。 But let s not jump to conclusions and single out Chinese restaurants for hygienic impropriety. Judging from the Josei Seven report, Japanese eateries fare no better. One 19-year-old student was served something that wasn t what you d call hopping good playing peek-a-boo in her bowl of cooked cabbage, meat and rice, was a frog. A green frog boiled an unappetizing shade of gray. Not exactly French cuisine. しかし、簡単に結論に飛びついて中華料理店だけを衛生面の不適切さのやりだまにあげることはやめよう。 女性セブンの報告から判断すると、日本食料理店の料理はましではない。 ある19才の学生は、飛び上がりたいほど良いとはいえないものをよそわれた。料理されたキャベツ・肉・米が入ったお椀でいないいないばあをしていたのはカエルだった。 緑のカエルがゆでられて食欲をなくする灰色の色合いになっていた。 フランスの料理法とはちょっと違う。 Conditions may be no better at elegant eating establishments, as a 33-year-old clerk attests. At a swank Japanese restaurant charging 20,000 yen or more per head that he works for, the kitchen is a ghoulish nightmare only slightly cleaner than a sewer. A breeding ground for cockroaches, the staff regularly flick off dead roaches that have plopped in the serving bowls. 33才の店員が証言するように、状況は、上品な飲食店でもたいしてましでないかもしれない。 彼が働いている1人あたま20000円かそれ以上を請求する豪華レストランでは、台所はおぞましい悪夢のようで、下水管よりちょっときれいなだけだ。 深めの大皿にポチャンと落ちた死亡したゴキブリを店員が定期的に払いのけるゴキブリの繁殖地。 As for death, hors d oeuvres are the graveyard of food, asserts one izakaya worker. “Most are leftovers or fish that s starting to rot. We cover that up with a lot of ginger.” 死亡といえば、前菜は食べ物の墓場であると、ある居酒屋店員は断言する。 「大部分は料理の食べ残しか腐りかけの魚です。 たくさんのショウガを使ってごまかします。」 To protect yourself from these unscrupulous providers of our food, use your eyes, nose, voice. Look, smell, speak up. Report anything amiss, throw up evidence in their faces. これらの無法な食の提供者(*3)からあなた自身を守るために、あなたの目と鼻と声を使いなさい。 見、嗅ぎ、はっきりいいなさい。おかしなことがあったらなんでも報告して、その証拠を店員の顔に吐きかけなさい。 元資料 関連ページ WaiWaiの記者一覧 元記事一覧 紙媒体MDN時代のwaiwaiタイトル2000年